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知らない電話番号

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ある日、携帯の着信履歴を見ると、朝に知らない電話番号からの着信がありました。

知らない電話番号から電話がかかってきた時は、みなさんは即座にどう対処していますか?

まず、登録していない電話番号や、心当たりがない電話番号からの呼び出しには、その場ではすぐに応答しない方が良いでしょう。

それは何故かというと、トラブルに巻き込まれる可能性が高いからです。

以前に、電話が不意に鳴った時に、かかってきた番号をきちんと確認せずに条件反射で出てしまったことがあるのですが、その時はすぐに、「自動音声に切り替わります」という機械的な声が聴こえてきました。

慌ててその時は電話を切ったのですが、これは誰でも困惑しますよね。

自動音声電話は、ランダムにアンケートなど、世論調査などに使われることがあります。

コールセンター等での人材不足を解消し、24時間いつでも対応できるなど、自動音声電話は多くの機関で役立っています。

ですが、その中には、詐欺などの犯罪に悪用されることがあり、近年は問題になっています。

電話詐欺で使われる番号では、「050」から始まるIP電話番号が特殊詐欺に利用されるケースが多かったのですが、携帯電話不正利用防止法の改正により、2024年4月からは契約時の本人確認義務が必須となり、悪用される数は減少傾向になりました。

しかし、その後は、国際電話番号を用いた電話詐欺が主流となっています。

かかってきた番号を毎回確認して、不審な電話だと気付いたらすぐに切れば済むことだと思いますよね。

ところが、最近では「国際ワン切り詐欺」が頻発しているそうです。

詐欺の犯罪グループが無作為にターゲットとなる人達にコールを1回鳴らして切り、折り返して電話をかけてきた相手に高額な国際通話料金を支払わせることを、「国際ワン切り詐欺」と呼ぶそうです。

被害に遭わない為には、不審な知らない電話番号にはまず出ない、すぐにリダイアルして連絡をしないことが大事になります。

国際電話詐欺でよく利用されている電話番号には、最初に「+」が付くので、+から始まる番号には出ないようにしましょう。

家族や友人知人等が外国に滞在している場合に国際電話をかけてくる場合は、電子メールなどであらかじめ電話番号の確認をして、携帯や自宅の固定電話等に登録しておくのが無難かもしれませんね。

知らない電話番号から電話がかかってきた場合は、検索エンジンなどでその番号を調べて、発信元を確認しましょう。

非通知の電話に対しても、基本的に応答しないようにしましょう。

メールも同様で、実在する大手銀行や運送会社や市役所、年金事務所等の法人名を騙った詐欺メールにも注意が必要です。

私も、口座を作った覚えがない銀行から何度もメールが届いたことがあったのですが、やはり不審なので開かずに削除しました。

迷惑メールの場合は、タップして開くと、ウィルス感染のリスクや望まない広告・画像などが表示される恐れがありますので、添付ファイルを開くのも危険です。

不審なメールはすべて件名や送信者などを確認するだけにして、開くのはやめておきましょう。

メールの件名が、文字化けしていたり、「※最重要」、「大事なお知らせ」、「緊急!」、「当選しました!」「おめでとうございます」などの場合は、特に開かない方が安全です。

アカウント情報を入力してしまった場合はすぐにパスワードの変更をしましょう。

また、「オレオレ詐欺」も、悪質な電話詐欺です。

電話の相手が機械音声でなく、肉声で身内や知人を装って個人情報や金品を要求したり、郵便局や銀行等のATM等に行くことを指示してきた場合にも、詐欺を疑いましょう。

そんな内容の電話がかかってきた時は、一旦電話を切り、信頼できる第三者や警察に相談しましょう。

近年、こうした電話詐欺や迷惑メール詐欺の手法は巧妙化して被害者が増え、社会問題になっています。

新社会人のみなさんは、勤め先での電話やメールでの応対の際にも特にお気をつけください。

送信者の正確な情報がわからない場合は、「すぐに連絡を断つ」、「自分の個人情報を一切教えない」ことが肝要です。

不審な電話やメールには、冷静に対処しましょう。

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