最近、知人からデジタル障害者手帳というものがあると初めて聞きました。サービス提供は令和元年から始まっていたようなのですが、利用できる範囲の広がりにともなって、利用者も増加しているそうです。
障害者手帳の情報をスマートフォンアプリで管理して、紙の手帳なしでも障害者割引などを受けることができる便利なサービスです。私はよく障害者手帳を持ち歩くのを忘れるので、手帳の電子化はすごく助かります。まだまだ対応している施設が少ない、スマートフォンが電池切れの時、インターネットに接続できない時にに使えないなど、多少の不便はあるものの、今後のサービス拡大や機能の充実には注目しています。
福岡市内で精神障害者が2025年4月時点でミライロIDで使えるサービスをまとめてみましたので、ご紹介します。
交通
交通系で受けられるサービスは主に運賃の割引です。マイナポータルとの連携が必要な場合もありますので、サービス提供各社のwebサイトなどでご確認ください。
航空各社
西日本鉄道、福岡市営地下鉄
西鉄バス
MKグループ(タクシー)、第一交通産業(タクシー)
福岡市営渡船
カメリアライン(博多・釜山航路)
動植物園、テーマパーク
動植物園、テーマパークで受けられるサービスは主に入場料の割引です。福岡市動植物園のように無料になる場合もあります。駐車場の割引のサービスを受けられることもあります。
福岡市動植物園
マリンワールド海の中道
アンパンマン子どもミュージアム
娯楽施設
ビッグエコー(カラオケ)
カラオケ館
ジャンカラ(カラオケ)
ラウンドワン(ボーリング)
コロナワールド(ボーリング)
TOHシネマズ(映画館)
イオンシネマ(映画館)
ユナイテッドシネマ(映画館)
ティジョイ(映画館)
博物館、資料館、美術館
入場料が無料、割引になります。常設展示だけではなく福岡市博物館のように企画展示が無料になる事もありますので要チェックですね。
九州国立博物館
福岡市博物館
福岡市科学館
福岡県青少年科学館
九州歴史博物館
「はかた町家」ふるさと館
福岡県立美術館
福岡市美術館
福岡アジア美術館
九州産業大学美術館
福岡おもちゃ美術館
その他
ミライロIDの公式サイトには記載がありませんが、コインパーキングでの割引に利用できる場合もあります。確認したところ、城南区の西南杜の湖畔公園の駐車場では利用できました。携帯電話会社など企業での利用も拡大してきています。
まとめ
デジタル障害者手帳は携帯の利便性にすぐれています。現状では紙の手帳を忘れたときの予備としての併用がベストだといえます。今後、利用できるサービスの拡大や、アプリ自体の改良が進むといいですね。
スマートフォンへのダウンロードはこちらから。
ミライロID(Google Playページ)
ミライロID(AppleStore)