就労継続支援B型事業所は年々増えており、その数は現在では全国で16,000件以上あるそうです。
昨今では、多種多様な作業を扱うB型事業所があります。
その中で、私が通っている「つなぐ就労継続支援B型事業所」で主にしている作業を紹介します。
私が知る限りの主な作業内容は、以下の通りです。
① SNS投稿(つなぐ公式ブログ、Instagram、りたりこ)
② 手紙検品
③ 梱包作業
①のSNS投稿についてですが、利用者さん各自で大体午前中から午後にかけてテーマ(ネタ)探しからSNS投稿用の文章と画像作成の作業をしています。
画像作成では、Canva(キャンバ)や PhotoAC(フォトエーシー)という、バナーやSNS用の画像を初心者でも簡単に作れるツールを利用しています。
パソコンの操作やタイピングにまだ慣れていない方や、SNSでの投稿を全くしたことがない方でも、スタッフさんが一から丁寧に教えてくださるので安心してください。
②の手紙検品は、企業から委託された「手紙」の校正をする作業になります。

「校正」は、文章の中で誤っている箇所を探して、それを正すことです。
手紙検品をする時は、最初にスタッフさんから、「企業宛先一覧表」「差出人」「便箋に書かれたお手本」の紙3枚と、検品する手紙の束と付箋とメモ用紙が渡されます。
手紙検品中にミスがある箇所を発見したら、「企業宛先一覧表」の左端にある番号を確認した上でミスがある封筒の番号を付箋に書いて、該当する封筒の右上に貼ります。

「メモ用紙」と「ミス報告シート」にもミスした箇所がある封筒の番号の確認をしてから記入していきましょう。
詳しくは下の画像にまとめています。


検品用の手紙にはたまに、書かれた文字を修正ペン等で訂正をされている場合がありますが、文字が読み難くなっていたり、修正箇所が5箇所以上の場合はスタッフさんにどうしたら良いか訊いて確認してみてください。
手紙の数は、一組で大体30~40通がビニール袋2つに分けて割り当てられます。
3つか4つに分けられていることもあります。
手紙一組あたりにかかる検品作業の時間は、手紙の量と内容によりますが、約2時間から約5時間以上かかる場合があります。
便箋の数を数えるだけの作業の時もあり、その場合は数分で終わります。
手紙検品では、メモに書いたことを最後に「ミス報告シート」に清書するので、クライアントが読むことを考えてわかりやすく丁寧に記入することも大事になります。
③の梱包作業は、②の手紙検品と同様に企業から委託された作業になります。
主には伝票にある注文商品の商品名とその注文数等を確認し、その通りに商品を発送用の封筒に入れて、最後に宛名シールを貼り、封緘(ふうかん)する作業です。
先日は、委託された商品の在庫全てにバーコードが記載されたシールを貼っていくという作業を手分けしてしましたが、あっという間に終わり楽しかったです。
以上、どの作業も誰でもマイペースでできる作業となっており、コツコツとやり続けることは共通しています。
デスクワークを黙々とやり続けることが合っている人、たまには立ち上がってシール貼りなどの梱包作業をしたい人にもバランス良くできる作業内容となっています。
「就労継続支援事業所」ですので、上記の作業のほかにタイピング練習や、一般就職に向けた資格取得のための勉強等をされている利用者さんもいます。
よろしければ、見学や一日体験で「つなぐ就労継続支援B型事業所」での作業や、一日の過ごし方がどんな感じかをつかんでみてはいかがでしょうか。
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