こころの病気について知る ー 子どもや若者に多い症状と特徴

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こころの病気は、身近で起こりうる問題です。症状のあらわれ方は人それぞれで、周りの人には気づかれにくいこともあります。

そこで今回は、厚生労働省の情報をもとに、子どもや若者に多く見られる代表的なこころの病気を簡単に紹介します。


うつ病

うつ病は、気分の落ち込みや意欲の低下が続くこころの病気です。楽しみを感じられなくなったり、集中力が下がったりします。

子どもや若者では「疲れやすい」「学校に行きたくない」「イライラする」といった形で現れることもあり、周囲からは気づきにくい場合があります。


不安障害

不安障害は、強い不安や恐怖が続き、日常生活に支障をきたすこころの病気です。失敗を過剰に心配したり、人前に出られなくなったりすることがあります。

動悸や息苦しさ、めまいなど体に症状が出ることもあります。本人にとっては非常につらい体験です。


統合失調症

統合失調症は、現実と空想の区別がつきにくくなるこころの病気です。幻覚や妄想が現れることがあり、周囲の理解が得られにくいこともあります。

発症は10代後半から20代前半に多く、若い世代でも無関係ではありません。早めに専門機関とつながることが大切です。


薬物乱用(オーバードーズを含む)

薬物乱用は、薬やアルコールなどを正しくない方法で使ってしまうこころの病気です。

若者では、市販薬や処方薬を一度に多く飲んでしまう「オーバードーズ(過量服薬)」が深刻な問題になっています。眠れない、気持ちを落ち着けたいといった理由から多く飲むと、心身に大きな負担がかかり、命に関わることもあります。


摂食障害

摂食障害は、食べることや体重へのこだわりから心身に不調があらわれるこころの病気です。

食事をほとんどとらない「拒食症」や、過食した後に吐いてしまう「過食症」が代表的です。体調だけでなく、こころにも深刻な影響を与えるため、専門的なサポートが欠かせません。


まとめ・私の気づき

こころの病気は、誰にでも起こりうる身近な問題です。読んでみて、将来への不安や気分の低下、イライラなど、少し身近に感じられる部分もあると気づきました。

こうした情報を多くの人が知ることで、症状に理解を示す人が増えていくと思います。私は、公式の情報をもとにまとめる形で、この内容を投稿することにしました。

つらさや不安を感じたときは、一人で抱え込まず、信頼できる人や専門の相談窓口に話すことが、回復への大きな一歩になります。

参照元→こころの病気について知る|ストレスとこころ|こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~|厚生労働省

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